[日] 暑い暑い

でも、セミが鳴いてないんだよなあ、ウチの近所（;´Д｀） 都内も鳴いてないしねえ。セミの鳴いてない夏なんて、ただ暑いだけの季節のように感じます。どっかで読んだのですが、欧米の人はセミの鳴き声なんかの虫の鳴き声をただの騒音としか感じないそうです。風情のない連中だ！ セミが鳴いてない、ただ無機質に暑い都内って、なんかスティーブン・キングなミステリーのパラレルワールドみたいな感じがして、なんとなく不気味です。「ランゴリアーズ」とか「IT」とか、いつもと変わらない日常だけど、何か見えない恐怖が迫ってくるみたいな。この2本って、ドラマかOVAでしか出てないと思ったんですが、けっこう怖いんですよな。

[情] ムツゴロウ！ ムツゴロウ！

ワーイ、ご近所だーヽ(´ー｀)ノ 誰か一緒に行きましょう！ 狙うは猫だ！

[考] マクドナル丼と格

いや、ネタとは思ってなかったのですよ（;´Д｀） なんとなくマックならやりかねねえなあとか感じたので。しかし、マックグランって売れてるのですかねえ。最初はもの珍しいので注文する人が多かったかもしれませぬが、最近は食べてる人あんまり見ないなあ。マックに高級感を求めることがそもそも間違ってるのではないかと。んで、その原因を作ったのは、言うまでもなくDIE資本にモノを言わせて、低価格路線を打ち出したマクドナルド本人（;´Д｀） なんだか、親父が昔言ってたことを思い出しました。

オイラの親父は（未だに何をしてるのか、よう知らんのですが）昔、とある超老舗のホテルの経営に携わってたことがありまして、バブルの頃はウハウハだった観光事業も今は昔。どこも厳しい経営状況ですよな。んで、親父のホテルもご多分に漏れず、経営難で大変だったそうです。そのホテルは国内有数の名門コースがホテルの敷地にありましてね、宿泊客ってのは基本的にゴルフをプレイしに来る、昔からの常連のオカネ持ちばかりだそうなのです。何しろ、敷地内のオレンジジュースが1杯￥1,000ですからの（;´Д｀）

そういう話を聞いたオイラは、親父に言ったのです。「そんな殿様商売をイマドキしててどうすんの？ 宿泊料金を安くするとかなんとか、金持ちの常連だけじゃなくて、もっと新規の一般的な客を呼ぶ営業努力をなぜしない？」と。そしたら、親父殿、こう答えました。

「確かに、料金を安くしたり、敷居を低くして、客数を増やすのはカンタンだ。でもな、料金を安くしても、最初のうちは『名門ホテルにこんな値段で泊まれる』と客が来るかもしれないが、そのうちオトク感てのはなくなる。そうしたら、また値段を下げなきゃならないし、そんなことをしていてはキリがない。ウチは格安感で勝負するホテルじゃないしな。それに値段を下げたことで、カネを落としていく、肝心の金持ちの常連客が離れていく。何より、それまで数十年かけて培ってきたホテルの「格」ってやつを失う。「格」ってのはカネ出せばすぐに持てるモノじゃないし、失ったらそれを取り戻すのに倍以上の時間とカネがかかる。だから、値段や敷居を下げるってのは、短期的に見ればいい方法かもしれないが、長期的には単なる自殺行為だな」と。

ま、けっきょく、そのホテル、とあるナンパな観光グループに売却しちまったんですがね（;´Д｀）　んまあ、含蓄のある言葉でしたよ、うん。そんなわけで、何が言いたいかというと、マクドナルドは高級路線を展開するにはあまりにも低価格路線を追求しすぎた、ということでんな。